日本では近年、精油の生産者が増え、日本各地で様々な特色を生かした精油が製造、販売されています。
ヒノキや柚子のような海外でも知られた『日本の香り』は既に輸出も行われ、色々な国でも利用がされています。
しかし日本には他にも沢山の精油があり、沢山の生産地があります。まだ知られていない日本の精油を広く普及させるために品質の底上げ、生産技術を上げ情報発信を行う目的で研究会を立ち上げました。
今、日本の精油製造現場は小規模な生産者が多数存在し、各地で沢山の精油生産者が地元の樹木、植物を原料に精油製造を行っています。
それぞれに個性があり、独自の工夫をしながら精油製造を行っている生産者が多い一方、品質のばらつき、生産量の不安定さなど課題も多く、これから日本産精油を海外などに広げていくためには量・安定供給・安定した品質が求められることから、日本の精油を世界に広めるために、生産や品質管理などの体制を整え、より効率的な運用、品質の底上げ、生産技術を上げていく必要があります。
一方、利用者であるアロマテラピー愛好者の方々にも日本の精油製造がどのような取り組みを行っているか、生産者との繋がりの場を作ることも必要と考えています。
香り日本研究会は精油製造の技術やトレンドなどを会員に共有し、会員内外に取り組みを発信していくことで日本の精油製造現場をより活性化させ、販売振興、海外への日本精油の発信を行っていく目的で設立しました。
●多様な気候環境と豊富な植物種から採取される四季折々の香りを、日本国内に根深く浸透させること
●植物を保護し、資源の枯渇なく、持続可能な植物原料調達・生産技術・品質管理・流通システムの構築
●日本独自の差別化できる香り特性を、世界各国のパフューマーに使ってもらうためのプロモーション活動
など、精油生産に携わる方、日本の精油を愛用している方など幅広い方に参加頂けるような内容になっています。
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