蒸留のリアルを学ぶ、体験する 香り日本研究会特別蒸留ツアー vol.3  飛騨・スギ編開催のご報告

蒸留のリアルを学ぶ、体験する

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香り日本研究会特別蒸留ツアー vol.3 飛騨・スギ編 開催のご報告

2026年6月1日・2日の2日間、岐阜県高山市にて、香り日本研究会特別蒸留ツアー Vol.3「飛騨・スギ編」を開催しました。

今回の訪問先は、1920年創業の木工家具メーカー、飛騨産業株式会社。
当日は10名を超える皆様にご参加いただきました。

今回は、香り日本研究会の蒸留ツアーとして初めての2日間開催。
その分、現場を見て終わるだけではなく、蒸留や香り、森林資源について、より深く学ぶ濃密な時間となりました。

1日目|飛騨のものづくりの歴史と蒸留にふれる

1日目は、HIDA高山店での会社説明とセミナーからスタートしました。

飛騨産業が長い年月の中で、どのように木と向き合い、ものづくりを続けてきたのか。
その歴史や考え方についてお話を伺った後、実際の家具工場を見学しました。

工場には、長年にわたり受け継がれてきた技術や設備、職人の手仕事が随所に残り、飛騨の家具づくりの歴史そのものを感じるような空間が広がっていました。

現在の製造工程を見るだけではなく、これまでどのように木を扱い、技術を積み重ねてきたのかを肌で感じられることも、現地を訪れるからこその魅力です。

家具づくりから、森の資源を活かす取り組みへ

続いて、蒸留施設を見学しました。

飛騨産業では、家具づくりだけでなく、家具には使われない木材や森林整備によって生まれる枝葉などにも目を向け、森の資源を余すことなく活用する取り組みを進めています。

そのひとつが、植物から香りを取り出す蒸留です。

実際の蒸留設備を目の前にすると、精油という製品だけを見ていると分からない、原料・設備・研究・地域資源とのつながりが見えてきます。

「香りをつくる」ということが、単に植物を蒸留するだけではないことを、改めて感じる時間となりました。

夜は参加者同士の交流会

1日目のプログラム終了後には交流会も開催しました。
会場は飛騨産業様の運営する遊朴館 HIDA GALLERY。

蒸留や精油、地域資源の活用など、共通の関心を持つ皆様が集まる今回のツアー。
それぞれの活動や経験、これからやってみたいことなどについて話しながら、参加者同士でもゆっくり交流する時間となりました。

こうした出会いや情報交換も、研究会のツアーで大切にしていることのひとつです。

2日目|ここでしか聞けない、特別な深掘り勉強会

2日目は、「香り日本研究会ならではの深掘り勉強会」を行いました。

内容については、ご参加いただいた皆様だけのもの。

長年の研究や実践の中で蓄積されてきた知見をもとに、通常ではなかなか聞くことのできない、非常に濃い内容をご紹介いただきました。

実際の現場で研究に携わっている方から、直接話を聞き、その場で質問しながら学ぶ。

資料やインターネットだけでは得られない、「その場所に足を運んだからこそ知ることのできる情報」が数多く詰まった、たいへん貴重な時間となりました。

参加された皆様にとっても、蒸留や香りについて改めて深く考える機会になったのではないかと思います。

初めての2日間開催だからこそ

今回は、香り日本研究会の蒸留ツアーとして初めて2日間にわたる開催となりました。

1日目に、飛騨のものづくりの歴史や現場、蒸留設備を実際に見て、
2日目には、その背景にある考え方や研究についてさらに深く学ぶ。

時間をかけて現場と向き合うことで、1日だけでは得られない学びや気づきがありました。

「蒸留のリアルを学ぶ、体験する」

その言葉どおり、蒸留そのものだけでなく、その背景にある森、ものづくり、研究、そして人にまで触れる2日間となりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました

ご参加いただいた皆様、そして貴重な現場をご案内いただき、特別な学びの機会をご提供くださった飛騨産業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。

香り日本研究会では、これからも日本各地の蒸留現場や植物、地域資源に実際に触れながら、現地に足を運ぶからこそ得られる学びの機会をつくっていきます。

次回の蒸留ツアーも、どうぞお楽しみに。

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